RE100とREアクション〜日本の再エネを加速させる2つのムーブメント〜

REアクション
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RE100とREアクションの違いについて

RE100とREアクションの違いをまとめると、以下のようになります。

RE100
・世界的に認知・信頼されている企業
・大手多国籍企業
・電気消費量が100GWh以上
・日本は電気消費量が10GWh以上
・目的に貢献できる特徴・影響力のある企業                  
REアクション
・日本国内の自治体・教育機関・医療機関・企業
・電気消費量が10GWh未満

まとめ

世界中の企業や団体が100%再生可能エネルギーへと移行する取り組みは、環境問題解決への糸口になります。年々RE100やREアクションに参加する企業や団体も増加傾向にあり、企業や団体としてエネルギー・環境問題に取り組むことは、今や世界的なひとつの潮流となっています。

Appleは、2015年に「Supplier Clean Energy Program」を立ち上げ、サプライチェーン全体でクリーンエネルギーの利用拡大を進めています。2019年時点でクリーンエネルギー4GWの使用目標を達成し、5.3GWというより高い目標をも達成しようとしています*。

Appleなどの大手企業によるこの流れに乗れない企業は、大手取引先の喪失等経営上のリスクを増やすことになるといえ、多くの経営者にとって再生可能エネルギーの導入は大きな経営上の課題だと言えるでしょう。

このような中、RE100、RE Actionに代表される昨今の再生可能エネルギーのムーブメントは、気候変動問題への対応策としてだけでなく、将来的な企業の持続可能性にも関わりうる大きなムーブメントだと言えるでしょう。

*参照:Supplier Clean Energy(April 2019 Program Update) – Apple Inc.

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