FIT-バイオマス発電

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バイオマス発電のFIT 概要

そもそもバイオマス発電とは?という方は、こちらを参考にしてください。

バイオマス発電の導入にあたって、導入した年度からFIT制度が適用されます。20年間に渡って、固定価格で電力会社からバイオマス発電で創った電気を買い取ってもらえます。

出典:令和3年度以降の調達価格等に関する意見 – 調達価格等算定委員会

バイオマス発電の中で、最も導入量が多い「木質バイオマス/ペレット」の買取価格は24円/kWhで、海外の主要国と比較すると約2倍の価格となっています。

バイオマス発電の導入は増えているものの、再エネ全体を占める比率は低く、導入コストにあまり変化が見られないため、2012年にFIT制度が開始されて以来、買取価格が維持されています。

参照:令和3年度以降の調達価格等に関する意見 – 調達価格等算定委員会

2021年度 バイオマス発電のFIT価格

2020年~2022年度のバイオガス発電のFIT買取価格が経済産業省のサイトから確認できます。

出典:固定買取制度 買取価格・期間等 – 資源エネルギー庁

2021年度の1kWhあたりの買取価格は、

  • メタン発酵ガス(バイオマス由来): 39円/㎾h 20年間
  • 間伐材等由来の木質バイオマス 2,000kW以上: 32円/㎾h 20年間
  • 間伐材等由来の木質バイオマス 2,000kW未満: 40円/㎾h 20年間
  • 一般木質バイオマス(ペレット等)10,000kW未満: 24円/㎾h 20年間
  • 一般木質バイオマス(ペレット等)10,000kW以上: 入札により決定/㎾h 20年間
  • 農産物の収穫に伴う液体燃料: 入札により決定/㎾h 20年間
  • 建設資材廃棄物: 13円/㎾h 20年間
  • 廃棄物/その他バイオマス: 17円/㎾h 20年間

となります。バイオマス発電は何を由来にしているかによって、適用されるFIT買取価格が細かく区分されています。

再エネ全体で見て最も買取価格が高いのが、2,000kW以下の間伐材等由来の木質バイオマスで40円/kWh。木質バイオマスは由来を明確にするために、「発電利用に供する木質バイオマスの証明のためのガイドライン」に基づいた証明書が必要となります。

また、メタン発酵ガス、一般木質バイオマスなど一部のバイオマス発電は2022年度からは「地域活用要件」を満たすことが条件となります。

バイオマス発電のFIT 課題と対策

バイオマス発電は、廃棄物や間伐材・木質ペレットなど地域で得られる資源が燃料です。資源が地域全般に分散しているため、コスト高で小規模分散型の燃料資源の再エネ運用になりやすいことが指摘されています。

どんな由来のバイオマス燃料を得るのか、発電方法の種類などから、コスト対効果も大きく変わってきます。

出典:バイオマスエネルギー地域自立システムの導入要件 – NEDO

新エネルギー・産業技術総合開発機構NEDOによると、「入口/燃料の調達方法」「設備/発電の変換技術」「出口/発電容量・供給可能量」と3つの視点からバイオマス発電システムを選定していくことが重要だとしています。

参照:バイオマスエネルギー地域自立システムの導入要件 – NEDO

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